陸上競技 彼は高校になって未経験からはじめた
なんとなく早く走ることに関心はあった
その方法はわからない
入部するつもりもなく中学時代の友人に
あった
下校しようとしていたときに
友人は陸上部にはいりたいので
一緒にいってほしいと
友人と二人で部室のドアにちかづいた
多分先輩は待ち構えていたとおもう
かれをみるなりとてもうれしそうに
ひとつ上の先輩がリレーのメンバーに
友好的な先輩たちだった
考えるひまもなくすこし強引に入部させられた
という方が正しい 本人は興味はあったけど
話でも聞こうかと思っていただけで入部してしまった
次の日から練習に参加し始めた
このままやってみようかなと自分の能力もわからないまま
夏に初めて大会に出てまあまあはしれるようになった
それからしばらくして
トップアスリートへの階段を登り始めた
練習はつらいけど早くなっていくのが
すこし楽しかった